金先物相場の今後を占うには、金の相場を先導している、ニューヨーク、ロンドン、香港、チューリッヒの4大金市場の動向を把握していかなくてはなりません。
金の価格は、世界金融、ニューヨーク金価格、現物金価格、金先物相場価格、金塊価格という風に分けられます。
4大市場は、24時間稼働しており、時差ズレも市場閉鎖と上手く連動しているため、金先物相場の動きを常に確認することができるようになっています。
それは、4大金市場のどこかの市場は必ず開いていることから、金先物相場は常時変動していると言えます。
そして金は有事の金とも呼ばれており、金先物相場価格は国際情勢が緊迫してくると急激に高騰してくるとされています。
2008年に金先物相場は市場最高値をつけました。
しかしながら、半年後には下落してしまい、大きく落ち込む推移を見せました。
それはニューヨークのテロやサブプライムローン問題などが、金先物相場に大きく影響したと言えるでしょう。
金先物相場は今後もしばらくは、高騰し続けるのかもしれません。
そうした見方が金先物相場の今後の推移として、強く意見されています。
ロンドン市場での金先物相場は、今年中に1000ドルに行くと予想する人たちもいます。
今後は金先物相場の動向からも、世界的金融危機が世界恐慌へと連鎖するのではないかという不安の声もあがっています。
金先物相場は、景気やインフレあるいは、デフレ、株価や金利、国際情勢などによって、大きく変動する要素があるため、世界的な動向を常に把握しておくことが必要です。
また金先物相場は、南アフリカ鉱山会社のストライキやロシアの売却情報などにも大きく影響されやすいので、とても注意が必要です。
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